ニーサ口座とその非課税枠内で購入できるアキレス株

日本では2014年からニーサ(NISA)という制度が始まっています。正式には「少額投資非課税制度」といいます。この制度を利用して銀行や証券会社にニーサ口座を開設すれば、100万円までの投資額に対しては、本来ならば課税されるはずの税金(20%の所得税と、0.315%の東日本大震災復興特別所得税)がかからないことになっています。ニーサ口座を開設できるのは一人一口座までです。複数の金融機関に口座を開設したり、一つの金融機関に複数の口座を開設したりすることはできません。そのため、ニーサ口座開設の際には、一人で複数の口座を持つことにならないかを税務署が審査するための時間が必要となり、一般の口座よりも開設に時間を要するのが通例です。なお、2015年からは、ニーサを利用する金融機関を年単位で変更することが可能になっています。
ではここで、ニーサの非課税枠内で購入できる株式銘柄の1つを取り上げ、その株価の過去1年の推移に注目してみましょう。東京都新宿区に本社を置く化学メーカー、アキレス株式会社です。およそ1年前となる2014年12月初旬、アキレスの株価は150円前後でした。その後の数か月間、アキレスの株価はおおむね堅調に推移します。2015年6月1日には年初来高値である167円を付けました。ところが8月の下旬に株価は急落し、8月25日には141円という年初来安値を付けるまでに下落します。その後はいくらか値を戻し、11月上旬ごろまでは150円を挟んだ値動きが続きました。11月下旬には再び160円台に乗せる場面も見られるようになりました。2015年12月7日現在、アキレスの株価は158円です。アキレス株の単元株数(最少取引単位)は1,000株ですから、16万円ほどの資金で購入できます。